ひぐらし事件

最近はまたオタク差別が広まってきているようで。

まぁ、傍目からみたらオタク丸出しの人は気持ち悪いでしょう。
さすがに私も、コミケとかで美少女エロゲばっかみて「ハァハァ（*´Д｀*）」言ってる人がいたら引きますし。

もっとも、2次元に溶け込んでいっている人たちはそういった羞恥心というか、周りの目からの意識もなくなっているのでしょう。
私は少々気にはしていますが。

ですが、実感というか、以前に某トラのマークの同人専門店に入った時、私が東方オンリーの棚に行ったとき普通にＲ指定（18禁）の漫画やゲームを手にとっている人たちや、ピンク色の棚に普通に向かっている人もいます。

やはり、場所にもよりますが、自覚がある人は周りの目を気にしないのかもしれません。
多分、私がちょっと危な気な場所に行っても、同じ場所に人がいたらその人は気にかけないでしょう。


というのも、同人に興味がある人同士なら問題はないんですが、一般の人々から見たらやはり目に留めてしまうでしょう。

最近は「少年・少女が父親を殺害する」なんて事件が目立っています。
俗に言われる（？）「ひぐらし事件」ですね。

手順よく説明していきますと、「ひぐらしのなくころに」というのは、竜騎士07さんというかたが作られた同人ノベルサスペンスゲームが始まりです。
主人公の「前原圭一（まえばらけいいち）」の身に降りかかる不可思議な事件・災害を題材に進めていく、という内容なのですが、いずれも「オヤシロ様の祟り」と「鬼隠し」というものに繋がりがあります。

このホラーさと独特な緊迫感・世界観が反響を呼び、漫画・小説になり、アニメ化にまでなりました。アニメのほうは第1期と第2期があり、現在は第2期です。

で、この第2期のやっている間にその事件が起きてしまった訳で。

とある少女が、父親と他の愛人関係が嫌だったらしく、少女が父親の首を斧で切断した、という事件です。この事件がきっかけで、アニメのほうは放送自粛となってしまいました。

これは「ひぐらし」でも同じようなシーンがあり、「竜宮レナ（本名：礼奈）」が、自分の父を「愛人」と騙して金を取ろうと考えている女を殺す。という話があります。

実際の事件と違うのは、殺されたのは「父親」ではなく、騙そうとしていた「女」。また、凶器は「斧」ではなく、レナがよく使うのは「鉈（なた）」です。（「『斧』ではなく『鉈』が普通だ」という意見が多いですが、「罪滅ぼし編」では斧が出てきます）

父親を殺害した少女は、返り血が嫌との事で黒い服に着替えてから殺害を試みたのですが、アニメの方にも同じようなシーンがあります。


最近ではまた非常に似た事件が数件起きていますが、ここで勘違いしていただきたくないのは、「『ひぐらし』に問題がある」
ということではないです。

たしかに原作などでは残酷なシーンがありますが、これに影響されるのなら見ないでくれと私は言いたいです。
また、事件に関しては少女が悪いわけでもなく父親が悪いわけでもなく「人間関係」が悪いのです。

付き合いがなければ今回の事件はなかったわけですから。


事件とべつのものがリンクしていても、"元"が絶対悪いというわけではないということを心得てください。